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Googleフォーム・Notion・ペライチのスパム対策:メール通知を使う方法

Googleフォーム・Notion・ペライチのスパム対策:メール通知を使う方法

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Googleフォームで問い合わせを受け付けていたら、営業メールが毎日届くようになった。Notion のフォーム機能を使っているが、スパム対策の方法がわからない。ペライチやSTUDIO のフォームにはプラグインがない——こうした状況は珍しくありません。WordPressプラグインが使えないフォームでも、通知メールの宛先を1箇所変えるだけでAIフィルタを適用できます。

なぜノーコードツールのフォームはスパムに弱いのか

Googleフォームや Notion、ペライチ、Tally、STUDIO などのノーコードツールはフォーム作成の手軽さを強みにしていますが、スパム対策はほとんど提供していません。

  • Googleフォーム:スパムフィルタ機能はなく、収集結果をスプレッドシートやメールで受け取るのみです。
  • Notion フォーム:2024 年以降に追加されたページ内フォーム機能は通知メールを送れますが、フィルタ機能はありません。
  • ペライチ・STUDIO:フォームへの送信を指定メールに転送する仕組みのみで、内容の判定機能はありません。

こうしたツールが「通知メールを指定アドレスに送る」仕組みに統一されているという特徴が、実は逆手に取れます。

通知メール方式のフォームが守りやすい理由

ノーコードフォームの多くは、送信があると「指定したメールアドレスに通知を送る」という同じ仕組みで動いています。つまりフォームの種類に関係なく、届くメールを判定すれば全体をカバーできます

WordPress プラグインはそのサイトにしか効きません。フォームごとに別々のツールを使う必要もありません。メール層で一元的に判定するアプローチなら、Googleフォーム・Notion・ペライチを同じ設定でまとめて保護できます。

設定の流れ(共通パターン)

どのツールでも手順は同じです。

  1. フィルタリングサービス(例:formpuppy)でアカウントを作成し、専用の転送アドレスを取得する(例:yourproject@formpuppy.com)。
  2. 各フォームの「通知メールの送信先」または「回答を送信するメールアドレス」を、その転送アドレスに変更する。
  3. フィルタリングサービスのダッシュボードで自分の本来の受信アドレスを「転送先」として設定する。

以降は、フォームへの送信がすべてフィルタを通ってから届きます。フォームのデザインも動作も変わりません。

Googleフォームの場合

フォームの編集画面 → 右上の「…」メニュー → 「回答のメール通知を設定」→ 通知先メールを転送アドレスに変更します。あるいは Google スプレッドシートの連携経由でメール通知を設定している場合は、そこの宛先を変えます。

Notion の場合

Notion フォームブロックの設定 → 「Submit email」または「回答の通知先」を転送アドレスに設定します。

ペライチ・STUDIO の場合

フォームパーツの詳細設定 →「メール送信先」または「確認メール送信先(管理者)」フィールドを転送アドレスに変更します。

WordPress の Contact Form 7 をお使いの場合は、「Contact Form 7 と formpuppy の連携手順」に画面キャプチャ付きの詳細手順があります。

フィルタが止めるもの、通すもの

メール受信後に AI が内容を判定するため、フォームの種類に関係なく以下を処理できます。

  • 営業・外注勧誘メール:「弊社のサービスをご紹介します」「SEO 改善のご提案」など、人間が書いた定型的な営業文。
  • スパムボットの送信:繰り返し同じ内容を送る自動スクリプトからの送信。
  • 大量・反復送信:短時間に何度も送ってくる業者からのメール。

本物の問い合わせ——商品への質問、サービスの申し込み検討、サポートの依頼——は通過します。AI は「スパムらしいキーワードがあるか」ではなく「この文章の意図は何か」を判定します。

誤判定への対処

AI フィルタは完璧ではありません。正当な問い合わせが間違ってスパムと判定されることもあります。そのためダッシュボードには保留一覧があり、フィルタされたすべてのメールを確認できます。

  • 見落としが心配な時期は定期的に保留一覧を確認する。
  • 誤判定だった場合は「正当な問い合わせ」として手動でフラグを立てることができ、フィルタの精度が向上します。

よくある質問

Googleフォームは通知メールを複数人に送れますか? はい。Googleフォームは複数のメールアドレスに通知を送れます。ただしフィルタ済みのものと未フィルタのものが混在しないよう、フィルタの転送アドレスのみを通知先にするのがおすすめです。

Notionフォームには「通知メール」の設定がありませんでした。どうすればいいですか? Notion フォームの通知設定は機能追加のタイミングにより画面が異なります。通知メールの設定がない場合は、Zapier や Make 経由で「フォーム送信 → メール送信」という自動化を作り、そのメールを転送アドレスに送る方法が使えます。

フォームを複数持っている場合、転送アドレスは1つで足りますか? 1つの転送アドレスですべてのフォームをまとめて保護できます。ダッシュボードにはどのメールがどのフォームから来たかを識別する手がかり(件名・送信元など)も表示されます。サイトや目的ごとにプロジェクトを分けることも可能です。

設定を間違えた場合、フォームが壊れますか? フォームの動作には影響しません。通知メールの送信先を間違えると通知が届かなくなりますが、フォーム自体は正常に機能します。設定後にテスト送信をして届くか確認するのがおすすめです。

まとめ

Googleフォーム・Notion・ペライチなどのノーコードフォームでもスパム対策はできます。鍵は「通知メールの送信先を変える」だけで AI フィルタを挟めるという点です。WordPress プラグインが使えない環境でも、フォームの種類を問わず同じ設定で一元管理できます。

個人開発者向けのフォームスパム対策の全体像については「個人開発者のフォームスパム対策:コード変更不要で営業メールをフィルタする方法」もご覧ください。

まずは formpuppy を試してみてください。転送アドレスを取得したら、あとは通知先メールを変えるだけです。

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